高橋kouのサイケデリックパペット : 戯言雑談

さて、編集しながら次の作品の事を考えている僕様ちゃんでありますが、AVで出来ることって限られてて、時々「もっと大きなネタも撮りたいなぁ」なんぞと考えたりする事もある。
もっとも、予算も時間もコネもない僕様ちゃんが、やりたいと思っただけでやれるわけでは無いのだけれど。

最近、自分のレーベルなのに好き勝手に営業サイドに言われるのが嫌になる事がある。
自分の好きなように作ってみたいと思って作ったレーベルが、ちょっと売れると色々な人に口出しされるってのが嫌なのだ。
例えば、同じ赤字だったとしても、自分の好きなように作った物は、自己満足ってのが残るけど、他人が色々と口出ししてきた物は、自己満足さえも残らないからだ。
まぁ、黒字である事が一番良いのだけれど、世の中、本当に自由気ままのワガママってのは許されないもんだと思うわけである。
自由と言うよりも自己のワガママが出来るってのが欲しかったのだが、自然淘汰されるかのようにワガママと言うのは押しつぶされていく。
そんな事を考えながら、次の作品のことを考えるのだが……

と、愚痴を言っても始まらないので、色々と売れる物を考えるのだが、商品を作るのにリサーチってのが重要だったりする。
世間で必要とされている物を作るってのもアリなんだけれど、そんな誰もが考えるような事では大手資本には敵わない。
かと言って、突飛すぎる物は、商売ベースとしては受け入れられない。
情報として、ネットを使う場合もあるけれど、これまた一部の声なのか？それとも多数の意見なのか？と判断するのが難しい。
で、結局は後追いになりやすいのだ。
開拓者になるには、それなりの情熱と資本が必要なのだ。
僕様ちゃんの場合、情熱はあっても資本が無い(T_T)
だから二番手、三番手を狙うことになる。
たまに、二番煎じを狙っていたのに、同じように作れなくて、気づくと似ても似つかぬオリジナルになってしまう事もあるのだけれど、それはご愛敬って事でwwww

演出って難しいんだよなぁ～

さて、雑談もそろそろ飽きてきたことだろうから違う話でも書こうか？

AVの台本って、基本はプロットみたいなペラペラな台本だったりする。
セリフが書いてあっても数行ぐらい。
たいていは行為と衣装、小道具みたいな覚書みたいな台本だ。
事細かに書いてある台本も無いことは無いが、珍しいぐらいだろう。
カット割りが書いてあるわけでもなく、コンテなんて無いのがほとんどだが、それでもAVは作れてしまう。
どうしてなのか？
そりゃ、昨今のプレイがドキュメントみたいなもんだからだ。
ドキュメントを撮ると思えば、そんなに書くこともなくなる。
で、ソレをダメだと言われる事もあるのだが、そう言う人の台本も薄っぺらい台本だったりする。
30分ぐらいの台本でも、細かく作っていくと100Pとか簡単にオーバーしてしまう。
『化◯語』の時は、200P以上だったかな？
まぁ、あれは芝居だったから仕方が無いのだけれど、そこまでの台本を書くのってスゲー労力なのだけれど、あまり苦労はわかってもらえない。
アニメ等の元ネタのパロディの時、再現するって考えれば、絵コンテの絵は元ネタがあるから楽だ。
でも、二次元と同じようにならない、もしくは同じようには撮れないパースとかもｓるので、その辺を考える絵コンテは必要になってくる。
パースを考えて絵コンテ切っている時間って、本当は楽しかったりする。
スタジオの資料を見ながら、必要なレンズとか考えたりしてね(*^^*)

『非日常』の腕相撲のシーンで途中で夕方になるのだが、アレはカメラ側の調整で色を変化させました。
実際の夕日だと、あそこまで赤くならないし、照明機材を組み替えるよりもカメラで作った方が良いと照明さんと打合わせして決まった。
どうしたら出来るか？って考えるのは、本当に楽しいのだ(*^^*)