機材選びに色々と悩んでますが、キャノン5D-Mark3のALL-Iという記録モードは、ビットレートが40Mbps〜80Mbpsといった高ビットレートになります。
1枚づつの圧縮で、高画質となっています。
従来のMark2や7Dで使われているGDOPも40Mbpsと高ビットレートでしたが、それをそれをはるかに上回るビットレートになります。
ただ、Mark3になってもHDMIの出力はフルHDでは無く720ぐらいだったと思うので、そのへんの課題は残っています。
今日は、Nikon D800を触ってみましたが、操作に不慣れなので今回の撮影ではキャノンを選択です。
ただ、35mmフルサイズの撮影だと、被写体深度が浅いので、センサーサイズがAPS-Cのカメラも必要と考える。
この点は、D800のメリットになるのだけれど、その点は無視して7Dとα77を検討している。
α77に関して言えば、フルHDでの60P撮影が可能なのがメリットだ。
ただ、ビットレートが28Mbpsになってしまうので、HDMIからの出力を調べなければならないけれど。
α77であれば、レンズを新たに購入する必要がないので、コストパフォーマンスとしてメリットが大きい。
ただ、高感度撮影では7Dに劣るので、その点を考えて選ばなければならない。
5Dを使用する前提でレンズを用意しているのだから、7Dを購入しても問題無いのだけれど。
一応、今度の撮影ではXF105も用意している。
マットボックスの購入も、一眼レフカメラのような小型軽量のカメラ同様に、XF105ならばマットボックスに装着しやすいからだ。
今回は、屋外撮影やフレアの出やすい照明のセッティングも考えられるので、ボックスの使用は必須と考えている。
今回は、特殊なレンズも用意しているのだけれど、それは、歪みの収束をするためのレンズなので、特殊な雰囲気を出そうという物ではない。
例えば、高いビルを下から見上げるように撮影した場合、広角レンズでは歪みが発生してしまう。
その歪みを補正する為の特殊なレンズだ。
逆に、広角レンズ独特の歪みも使おうと思っている。
もう一点、機材の悩みはミニクレーンを使用するか、フライカムでの撮影にするかだ。
短いカットではあるけれど重要な機材になるので、この選択は重要だ。
現状ではフライカムの使用になりそうだけれど。
従来は、フライカムなんて使っていなかった。
デジタル編集でのエフェクトで、画面の揺れを補正していたのだ。
手ぶれ補正はもちろんの事、なるべくカメラがブレないように扱って、更にエフェクト処理しているのだ。
本の少しの時間のカットだけれど、そういうカットはたくさん過去にある。
アナログな部分に費用をかけようと思うのは、それが撮影コストという問題があったからです。
ところが、最近の機材の価格が下がってきたので、機材の導入を考えられるようになりました。
そんな事を考えながら色々とAVという現場では実験的なテストをしています。
ミニクレーンを使ってみたり、新たな編集ソフトを導入してみたりしているのです。
分からないかもしれないけれど、規模の大きな撮影になればなるほど実験的な事は出来ません。
テスト撮影が出来るかもしれないけれど、そこまでの規模の撮影を任されるなんてのは、かなり頂点にいなければ出来ません。
僕は、AVという小規模で一人で何でも出来る撮影が好きです。
特に、自分のレーベルであれば、制作資金も自分が出している(実際には僕の会社が出しているのだけれど)ので、特に撮影フォーマットやら機材やらを好きに試せる。
予算が少ないか多いかって事は無視して、色々と試せるのは自分の経験値として大きな財産になっています。
まぁ、自分の作品がどんなレベルにあるのはわからないけれど、学校では教えてくれない事を得られるってのは面白いのですよ。
そんな訳で、民生カメラだけで撮影している『有村千佳のアニコスっ!』ですが、これは1920×1080のフルHDを60Pで撮影、白完までの編集も60Pで行なっています。
色々と反省する部分もありますけれど、良かったら見てください。
そして、これからの撮影において、AV以外の映像もそうですが、僕様ちゃんの作品を楽しみにしててください。
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